フルクトース代謝酵素欠損マウスを用いた血中フルクトース濃度および血糖値に関する研究の学会発表2016/04/05
フルクトースは摂取されると、肝臓で代謝酵素ケトヘキソキナーゼ(フルクトキナーゼ)によって速やかに代謝されるので、通常循環血中には微量しか存在しません。フルクトース代謝酵素欠損マウスを用いてフルクトース負荷を行ない、血中フルクトース濃度を測定するとともにケトヘキソキナーゼの役割を生理学的に考察いたしました。これらの研究成果について、ラトガース・ニュージャージー医科大学の共同研究者が実験生物学会議(Experimental Biology 2016, San Diego, CA, USA)にて発表いたしました。
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Ferraris RP, Sugimoto K, Patel C, Douard V, Shah A, Inui H, Yamanouchi T, (2015). Fructokinase prevents the hyperfructosemia of human hereditary fructosuria and the hyperglycemia of fructose-induced metabolic syndrome. D185 I 1160.8