間食の習慣がある日本人成人の糖類摂取量に関する研究の学会発表2023/05/14
日本では、日本食品標準成分表2015年版(七訂)に炭水化物成分表編が追加出版されるまで、糖類の摂取量を調査することは困難でした。抗肥満作用を評価する臨床試験において、間食の習慣があり肥満気味な日本人成人男女を対象に食事調査を実施しました。190名のデータを解析したところ、総摂取エネルギー量に占める糖類由来の摂取エネルギー量は14%と、WHO(世界保健機関)が摂取制限の指標として推奨する10%を超えました。男性は嗜好飲料、女性は嗜好食品(菓子など)を多く摂取したことが明らかになりました。これらの研究成果を第77回日本栄養・食糧学会大会(札幌コンベンションセンター)にて発表いたしました。
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杉本,高橋,悠太,村上,柿沼,山内 (2023). 間食の習慣がある日本人成人の糖類摂取量 第77回日本栄養・食糧学会大会講演要旨集, p.327.