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オレアミドの筋肉委縮改善作用とメカニズムに関する研究の論文発表2021/07/13

骨格筋量および筋力の低下は、身体活動の低下(サルコペニア)と代謝性疾患のリスクを増加させます。脂肪酸アミドの一種であるオレアミドを行動制限(運動不足)マウスに経口投与すると、筋肉量および筋力の低下が抑制されました。メカニズムを調べたところ、オレアミドはphosphoinositide 3-kinase (PI3K) /Akt serine/threonine kinase (Akt) /mechanistic targetof rapamycin (mTOR) シグナル経路を活性化し、オートファジーフラックスを回復することにより、筋肉の萎縮を抑制することが明らかになりました。これらの研究成果が、査読付きの学術論文として学術雑誌”British Journal of Nutrition”に掲載されました。

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Kobayashi Y, Watanabe N, Kitakaze T, Sugimoto K, Kai K, Harada N, Yamaji R (2021). Oleamide rescues tibialis anterior muscle atrophy of mice housed in small cages. Br. J. Nutr., 126, 481-491.
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