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ユーカリ葉エキスに含まれるポリフェノールの一酸化窒素合成酵素発現抑制作用とリポ多糖誘導肝臓障害に対する抑制作用に関する研究の論文発表2010/09/15

エンドトキシンは、大腸菌や緑膿菌、サルモネラ菌、歯周病菌などグラム陰性細菌の外膜に存在し、リポ多糖(LPS)を構成成分とする毒性物質の総称です。LPSが体内に流入すると、免疫反応にかかわるタンパク質の分泌が引き起こされ、いわゆるサイトカインストームと呼ばれる重篤な炎症を引き起こします。ユーカリ葉エキスに含まれるポリフェノールは、炎症に関与する誘導型一酸化窒素合成酵素(iNOS)の過剰発現を抑制し、LPSによる肝臓障害を防ぐことが明らかになりました。これらの成果について、査読付きの学術論文として学術雑誌” Food Chemistry”に掲載されました。

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Sugimoto K, Sakamoto S, Nakagawa K, Hayashi S, Harada N, Yamaji R, Nakano Y. and Inui H (2011). Suppression of inducible nitric oxide synthase expression and amelioration of lipopolysaccharide-induced liver injury by polyphenolic compounds in Eucalyptus globulus leaf extract. Food Chem., 125, 442-446.

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