タチバナの香気成分に関する研究の論文発表2018/10/23
タチバナ(橘,Citrus tachibana)は、古代より日本で愛されてきたカンキツ類の一種で、『日本書紀』にも記述があります。本研究では、静岡県沼津市産の果皮精油を入手し、成分分析を行ないました。AEDA(香気抽出物希釈分析法)を行なったところ、香気寄与成分としてα-ピネンなどが見出され、さらに微量成分としてビニルケトン類が見出されました。これらの研究成果に関して、査読付きの学術論文として学術雑誌”Journal of Essential Oil Bearing Plants”に掲載されました。
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Miyazato H (2018). Volatile composition and the key aroma compounds of the Citrus tachibana (Makino) Tanaka peel essential oil. J. Essent. Oil Bear. Pl., 21, 924-937.
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