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オレアミドのサルコペニア抑制作用メカニズムに関する研究の学会発表2019/06/08

骨格筋量は、筋線維におけるタンパク質の合成と分解のバランスにより保たれています。筋特異的なオートファジー関連遺伝子欠損マウスでは、筋量の減少が認められることから、細胞内のリサイクルシステムであるオートファジーが正常に働かないと、筋量および筋力の低下(サルコペニア)が促進されると考えられます。オレアミド(オレイン酸アミド)は、筋細胞のオートファジーを活性化させることが明らかになりました。これらの研究成果について、大阪府立大学の共同研究者が日本ビタミン学会第71回大会(とりぎん文化会館,鳥取県)にて発表しました。

渡辺,小林,北風,杉本,原田,乾,山地 (2019). 骨格筋におけるOleamideによるタンパク質分解機構の解析 ビタミン, 93 (4), 205.

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